栃木福島秘湯探索

「福島には秘湯一杯あるんだぜ!」

そんな訳で行ってきたドイツメンとの秘湯探し。

福島は只見へ向かう為途中の塩原に寄ってみた。

母さん僕は今、塩原に来ています。

塩原といえば言わずと知れた温泉郷。

実はここにも秘湯はある!

以前探したが見付けられなかった甘湯だ。

ドイツメンなら見付けられそうなので福島行く前にちょこーっと寄ってみた。

早速林道へ入った。

この頃はまだ余裕だったんだな。

スコップは一応持っていったんだ。

で、途中川へ降りていくのだが・・・

ボクあいまいな記憶の為この後ものすごく大変な道のりをたどる羽目になることをコノ頃は二人ともまだ知らない。

もう道じゃないし・・・

結局川に出たものの・・どこまで上っても温泉らしきものは無い。

ふと上流を見上げると釣り人が・・・

ありえねぇー・・・こんな深い谷の渓谷に・・・絶対人間がいるはずがねえ!

仙人にちがいねえ・・・

でもこれはチャンスな訳で温泉の場所がわかるかも知れない。

という訳で二人でこの釣り人を追う。

しかしこの釣り人の川歩きの早い事早い事・・・一向に追いつかない。

だって川原っていったって何メートルもの大石がゴロゴロしてるんだぜ!

苔でズルズルすべるし。おかげで2回ほどまた川に落ちましたよ。

そうこうしてるうちにふと前を見るとその釣り人、ひょいひょいと急斜面(崖?)を登って消えてしまった。

やっぱり仙人(ドイツメンは天狗だと言っていたが)だったにちげーねぇ!

そんな訳で川の遡行の写真は無しです。

というより呑気に写真取れるような場所じゃないですから!ホントに!

いいかげん疲れたので休息を取ると そばには汚い水溜り。

ドイツメンが手を突っ込むと「熱い!」

との声。

ぉお〜?

手を入れると確かにあったかいんだ。

これは間違い無く温泉だ!

大人二人位入れそうな湯だまり。

しかし非常に汚い!!

掃除にも時間がかかりそうなので足湯にする事に!

これが思った以上に気持ちいいんだ。

無料ね。当たり前か。

で、どうやって帰るべかな?って考えると引き返すのは非常にツライ。

上流へと歩いて林道へと上がれる場所を探そうって事になったんだ。

で、少し上流へと歩いていくと・・・

おお?至る所でお湯が沸いてるぞ!

しかも結構な湯量だ!

ここが甘湯か!!!!

母さん僕はついに甘湯をみつけたんだ!

お湯は無色透明で熱めながら川の水と混ざり適温に。

湯船はしっかりとしており深さも申し分ない。

この日はおりしも晴天!

雪の残る渓谷を見ながらの露天風呂って最高ですね。

コノ渓谷の景色二人ジメ!

無料。当たり前だな。

素晴らしすぎる!!

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