ナットの角面は面が取れている側と角張っている側とがある。 面が取れている側が表に来るように付ける。平らな方を押しつけるようにすると、接触面積が多くできるからだ。 両方面が取れてるタイプは向き関係なし。 |
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ワッシャ−もナットと同じで面取り側が表に来る。 逆向きに付けると接触面積が減るのと、ボルト座面の根元とワッシャ−の角面が干渉し破損したり座面が浮いたりする場合がある。 良くみてから組もう。 |
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オイルシールも一般的にはサイズ表記を表側(外側)に向けて組む。ほとんどのオイルシールには主リップと副リップと呼ばれる2つのリップを持つ。 主リップは漏れを防ぎ、副リップはダストリップとも呼ばれ、外からのゴミを防ぐ役目がある。 逆向きに付けるとオイル漏れを起こす原因となる。 ちなみにオイルシールとは”オイルをシールする”と言う意味ではなく、”オイルでシールする”と言う意味なのだ。オイルの粒子がリップと軸の隙間を防ぐ仕組みになっている。オイル分がなければシール効果はないのだ。 |
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サークリップにも面取り側とピン角側がある。 ワッシャ−以上に良くみないと見分けがつかない。方向はクリップが押される側にピン角を持ってくる。クリップとの溝の接触面積を多くしたいからだ。 逆向きで力が掛かると、クリップが外れる事がある。ミッションなどスプラインがある軸にクリップをはめる場合は、合口をスプラインの谷側に合わせる事になる。これも接触面積を多くするため。もしミッションのクリップが外れたらギアはバラバラになる。 |
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両面シール、シールなしタイプのベアリングはどちら向きに付けても機能的には問題ないが、サイズ表記が表側にあったほうが、交換する時サイズが一目で分かるので便利。 片面シールタイプはベアリングの中にゴミが入らない方向につける。一般的にはシールが外側に来る事になる。エンジン内の片側シールベアリングについては、マニュアルを見たほうが間違いないでしょう。 |