腰上加工に出そう!

そしたら、内燃機屋に持っていこう。(タウンページとかに出てるはず)

今回は埼玉県八潮市にある「輪工舎」さんに持ってく事になりました。

内燃機屋にシリンダーヘッドとシリンダー、外したピストンを持っていきます。

そうすると、「うーん、この傷は2サイズオーバーだね。」とか「ああ、これは、ホーニングで大丈夫。1サイズオーバー。」なんて言ってくれるので、そしたらそのサイズのピストンを買いに行きましょう。

今回はストックのピストンが入っていたので2サイズオーバーで行きます。

今回の概要。

  • CCIの鋳造ピストン(ローコンプ2サイズオーバー。耐久性狙っていきます。)
  • マンレイのステンバルブ。(IN,EX)
  • HASTINGSのピストンリング。(焼き入ってるやつ。)
  • ジェームスのガスケット腰上全部のやつ。(シリコンつき)

を買いこみました。

そんで、加工するのは、

  • シリンダーボーリング
  • バルブガイド制作
  • バルブシール装着
  • バルブシート制作打ち替え
  • バルブすり合わせ

デス。ちなみにシリンダーボーリングって言うと通常ホーニングまでやってくれる。

バルブガイドは前にも書いたけど自分で抜かない方がいいと思いますよ。失敗したらそこもボーリングですよ。金かかります。

バルブシートも通常シートカットまでやってくれる。

バルブシートはこの年式だと有鉛ガソリン使用なんで、現行に通用するように必ず換えましょう。(前にオーバーホールしてある場合、バルブの突き出しが適正であれば、すり合わせだけでいい場合もあるそうです。バルブまわりこちら。

そんで、前にも書いたけどバルブ組んでもらう所までやってもらったほうがいいです。(やっぱり素人だからさ〜。肝心なとこはプロにお任せ。)

ちなみにマニュアルによるクリアランスは

シールなし・・・エキゾースト0.0889〜0.1397ミリ
       インテーク0.0533〜0.1016ミリ
シール付・・・エキゾースト0.0356〜0.0787ミリ
      インテーク0.229〜0.066ミリ

となってます。

ガイドの事を聞いてみたら

今は何処でもリン青銅を使っているそうです。耐しゅうどうせせい(どんな字書くんだ?)に優れてるそう。リン青銅って言っても種類があるみたいでエンジンの使用によって合わせるんだそうです。

今回はステンレスバルブなんで、膨張率に合わせてクリアランスを決めるそうです。リン青銅はその面でもクリアランスを詰められるそうです。・・・このあたりは素人の入る余地なし。

で、ガイドシールなんだけど、実は某メーカーの「テフロンシール」を買ったんですが国産の四輪用のが耐久性強いらしく、国産四輪用のガイドシールを使う事になりました。

ショベルはこの年式は純正だとシールついてないんです。

オイル下がりはこの辺がしっかりしてないと起こします。

ちなみに輪工舎さんではオリジナルバルブも作っているそうです。

シートカットなんですが。・・・素人としてはまったく入る余地ございません。

バルブの突き出しはこちら

今回ピストンにコーティングしてみる事にしました。なんだか、二硫化モリブデンとなんかの化合物をコーティングする事によって耐久性が増すそうです。(焼きつきにくくなるらしい。)

ついでにシリンダーメッキも進められたのですが、予算の都合上断念しました。・・・耐久性すごいらしいです。ダイヤモンドの砥石でないと砥げないほど硬いらしいです。国産車や、レース者はよく聞きますけどハーレーは聞いた事無いですね。どうなの?おせーて。

シリンダーボーリングも素人の入る余地無し。なんか、すべてお任せ。

ちなみにマニュアルによるとクリアランスは

0.0508〜0.0635ミリとなっています。

ここのクリアランスは0.1.16〜0.635ミリです。

その間にロッカーカバーでもやりますか?ロッカー周りは、外しにくいっす。特にシャフト共回りしてしまうもんだからやになります。でも、どうにかはずす。がんばれ。

そしたら各部品チェック。

細かく書くといっぱいになるんで、まあ一般的な所を見ておきます。まあ、オイルラインのつまり、バルブステムの傷、プッシュロッドのあたる部分、ロッカーのエンドプレイ(写真)など。

まあ、こんなとこです。なんだか内燃機屋サンにまかせっぱなし。(シリンダーとヘッド一式とピストン周り一式持っていっただけだもの。)

あとは、出来上がるのを待ちます。次はいよいよ組みつけだ。

*写真撮れなかったので、あちらこちらから抜粋してしまいました。スミマセン。


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