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正直言いますと前回シリコンで丁寧にシーリングしてしばらくは大丈夫だったのですがやはり漏れてきまして・・・ で、シール等を外してみたらその問題のスプライン部分はしっかりシリコンで固まってて漏れるような形跡は無かったんです。 まあ、オイルと泥で汚くて正確にではありませんが、スプライン部はしっかりシーリング出来てるように見えました。 ・・・が!カラーをよく見ると以前?まあ、前にこのオイルシールを交換した時にドライバーでこじったせいか、カラー円周部に傷が!!! これが原因ぽいですね。というか確実ですね。 シール交換したからしばらくは保っていたのでしょう・・・・・しかし走るにつれシールを傷つけ漏れてしまったみたいです。 そのカラーの裏側見ますと(左図参照)ベアリングとの当たり面も段付きに変形してました・・・オイル漏れの為のオイル量の減少によるものでしょうか・・・・締めつけトルクやクリアランスの問題でしょうか・・・ どちらにしろ削れてるのはよくない感じがします。 |
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キック側を外し、外せるものは全て外します。 上写真カウンターシャフト(向かって右)に付いているナットは23mmソケットで外せます。 上写真のメインシャフト(向かって左)についているナットは27mmメガネで外せます。(本当は1インチなんだけど・・・) そしたらプーラーにてスタータークラッチを外します。(下写真) |
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カウンターシャフトの矢印部分のサークリップをずらすのですが、ミッション分解においてこのサークリップ外しが一番難易度の高い技術が必要とされる部分かと思います。 非常にいらつく作業ですがどうにかしないと先に進まないのでどうにかします。 *サークリップ外さなくてもカウンターシャフト抜けます。 すみません |
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先の細いドライバー二本を駆使しなんとかずらす事に成功しました。 *サークリップ外さなくてもカウンターシャフト抜けます。 すみません |
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・・・と、また難易度の高いサークリップハズシです。 |
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これでメインシャフトが外せるわけです。 |
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この時期寒いですから使用中のファンヒーターの前にキック側を向けて30分ほど置いておくと結構ケースが暖まってきます。 そしたらメインシャフトをスプロケ側から叩いていくと、ベアリングケースごとごっそりメインシャフトが抜けます。 叩いて抜く時、1,2速ギアでミッションケースに傷をつけないように注意して下さい。 |
上がメインシャフト 下がカウンターシャフト |
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これはシフタークラッチです。 組み付けの時にやりますが「HIGH」と書いてありますが、こちらをメインドライブギアに向くように取りつけます。 |