ショベルオイルのオイルポンプ漏れ

以前の僕ならオイル漏れなんかそう気にもしないのだが(まあジャンジャン漏れるのは気にしますよ。)

フレーム塗ったりしたら思った以上にバイクが綺麗になってしまったんで

せっかくですから直そうかと思ってみたわけです。

ガスケット抜けはもちろんなのですがそれ以外に気になった漏れ箇所を載せてみます。

オイルの漏れる箇所その1

矢印部分。ここの穴から漏れるんです。

ネジ締めても滲み漏れるんです。垂れるんです。

・・・まあ漏れてない人も多いんですけど少なからずここから漏れてる人いるはずです。僕は結構見たことあります。

よく見てみると面がアルミが削れてすり鉢状にへこんでます。

(写真は上の写真と場所違いますね。ええ、また修繕前の写真取り忘れたんです。)

で、なんで凹んでるかっていうと僕が以前バカ締めしてしまったのがおおいに関係あるでしょう。

しかしコレ!スプリングワッシャー。

なぜかここにはコレしかないんです。(ボクノだけか?)

これってイヤでも母体削っちゃう気が・・・

振動凄かったりトルクあまりかけられないからの配慮なのでしょうか?

穴から漏れてる以上これはなんとかしないと。って思ったので・・・・

同系の銅ワッシャーに変えました。

シーリング性は確実にこちらのがイイはずです。

で、凹んだ部分は液ガスでどうにかしてしまってもよいのですが、ここはフライスで面だししました。

これで密閉性は以前より上がったはず。

漏れ箇所その2

コノ部分の湾曲。

これも原因は以前バカ締めしてしまったのがおおいに関係あるでしょう。

写真の様にネジ穴部分を押さえてもらい、もう一人が下部を矢印のように動かすと微量ながらカパカパします。湾曲している証拠です。

これは定盤にタックロールシートを敷き光明丹であたりを見ながら面だししました。

*ごめんなさい!面だし写真取り忘れました!

漏れ箇所その3

銅ワッシャーだけですのでここのボルトの当たり面がしっかり出ていないと漏ります。

日も改まり・・・

オイルシールも交換しましたし後は組むだけです。

余談ですが、ガスケット剥がしってスクレイパーやカッターでやるとアルミを削ってしまってヤデスね。

剥離剤(ホームセンターで5〜600円で売ってるやつ)を薄く延ばしその上に数分乗せておくとアラ不思議!

ぺろーんぺろーんと剥がれます。液ガスだろうがナンだろうがペローンです。

長時間の漬け過ぎにはご注意。

光明丹の変わりに朱肉でも同じ事が出来ます。

うすーくうすーく伸ばし・・・・

組みつけると・・・・

当りがしっかり見てとれます。

組みつけは部品点数も少ないですしギヤ4つだし、まあメンドくさいトコだけ載せますね。

組み付けに際してヤナ所です。

ここにギア通すんですがキーがギヤ通す度に落ちます。腹立ちます。

僕はイライラしたので一度東京湾へ釣りに行きました。

で、帰ってきてからなんとか組みます。

コノ穴とキーの位置関係がいらだたせます。

組めたらこのサークリップをハメルのですがさらに苛立たせます。

なかなかはまりませんがなんとかはめます。

作業中ずっと中腰だったりするわけです。

モーイヤになります。

写真矢印は暗くてさっぱり分かりませんが

上がプライマリーからの戻りで

下がブリーザーホースです。

ネジの組みつけトルクは

僕は黒い紙ガスケットを使ったので

10.2〜13.6Nm

ちなみに

白いペーパーガスケットは5.7〜6.8Nm

プラスチックガスケットは5.1〜5.7Nm

完成です。

矢印右はオイルタンクからの入りです。

ちなみに矢印左はオイルタンクへの戻りです。オイルクーラーやフィルターはこのタンクに戻るラインの間につけてタンクへと戻してやるのがいいです。

ちなみにオイルポンプがちゃんと作動しているかどうかをフロント側のロッカーの目玉を外し、キックをたくさん踏んでオイルがちゃんと送られてるかどうかで判断しました

・・・・・じゃんじゃん出てきます。


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