タペットはこんな感じです。 ローラーは写真中央の穴が向かい合わせになるように組みます。 ちなみにローラーはタペットブロックを外さないと外れません。 |
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3分割になってます。各部分をチェックして、クリーナーでバンバン洗浄します。 油圧ユニット(左図、左の2つ)脱脂するとカラカラと音がします。 |
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ガタはないですか? | |
後ろから突ついてやるとリフタ−が沈みます。 | |
プッシュロッドはこんな感じで組みます。 | |
ここで、タペットをタペットブロックに組み込むわけですが、ローラーがカムに乗ってない所で組まなくてはいけません。 よって、上死点を出すも良し、タペットローラーに指突っ込んで、クランキングをし、一番下がった位置を探すも良し、油圧ユニット組んでクランキングをし、一番下がった位置を探す(この場合油圧ユニットをまたしっかり洗浄しなくてはなりません)も良し。色々な方法があります。 |
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そんで、下がった位置見つけたら、プッシュロッドと油圧ユニットを組みつけプッシュロッドを伸ばしていきます。 すると油圧タペットが縮んでいきます。 どれくらい縮めるかと言うと・・・ |
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この様な物で(油圧タペットゲージって言います)・・・ | |
話しがそれますが、ぼくは油圧タペットゲージを厚紙で作ってます。・・・買うと結構高いんで・・・。 写真上。ゲージの高さって13.5ミリなんですよ。 だからしっかり計って切り取り、曲げます(写真下) 完成。 |
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戻ります。そんでもって、油圧ユニットの一番上のスプリングのついた部分の上面から、その下のユニットのつばの部分まで計ってアジャストナットでロックして終わり。 この時のスパナ。ボクは薄く削って使ってます。 |
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この作業を4つとも行います。 出来たらエンジンをかけます。最初「カンカンカン」と音がしますが、オイルが回ってくれば消えます。(2〜3分くらい) 「カタカタカタ」という音もエンジンがしっかり温まってくれば消えます(熱膨張) |