ショベルヘッド ミッション組みたて

ちなみに1979年1200ショベルです

ロータリートップなのですがトップ以外はラチェットトップもホドンド同じ構造です(シフターホークとか諸々違う点はございますが・・)

僕は以前2回ほどミッションをOHしているので今回は各部点検清掃って感じでいきます。

点検個所としてはギヤの磨耗や欠け、ブッシング等の磨耗、各部クリアランス・・・・といったとこでしょうか。

メインシャフトのスプロケ側のベアリング面イチにしてみました...どうなんでしょ・・・

メインシャフト側です

メインシャフトから組んでいきます。

12のメインドライブギアのオイルシールをドライバーでこじって取り、交換いたします。上写真

上の図で言う、1、2、3、4、5、6までは僕はバラしてないので一体化してます。

で、7、9、10、11、12を先にケースに中に入れてからメインシャフトを通していきます。中写真

で、11のシフタークラッチなのですが、HIGHマークを12のメインドライブギアに向けて組みます。下写真

僕はベアリングサポートごと抜いてしまってるのでまたケースを暖めてからメインシャフトを通していきます。

キック側からコンコンとプラハンで叩き、ベアリングケースがミッションケースに完全に収まるまで入れたら完成です。

もちろん10のサークリップがメインシャフトの溝に完全にハメルこともお忘れなく。

12のメインドラブギアの中にも銅のブッシングが入ってるんですが前回交換したので今回はパスします。

カウンターシャフト側です。2〜12(要するにシャフト以外全部のギア)まで先に組み立てておきます。

サークリップの固定も御忘れなく。

で、1のスラストワッシャですがこれはエンドプレイのクリアランスを決める上で厚みが変わってきます。

ちなみにそのクリアランスは

0.1〜0.3ミリでございます。

んなもんでオーバーサイズを使い分けてクリアランスが0.1〜0.3ミリになるようにします。

カウンターシャフトに新しいOリングをつけてプライマリ側から通しておけばカウンターシャフト側も完成です。

3、4、6、7、や10のベアリングもチェックしてガタがあったら交換します。

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